1937年型アルヴィス4.3リッター・ヴァンデン・プラス・ツアラー
1936年に初めて投入されたアルヴィス4.3リッターは、自動車専門誌がこぞって称賛しました。ヴァンデン・プラス・ツアラーのバージョンは1937年に投入され、魅力的な車体と圧倒的な性能は、真の意味で、その時代の「スーパーカー」と呼ぶのにふさわしいものでした。
加速と最高速度の両方でライバルのラゴンダV12とベントレー4.25リッターを上回っていたこのモデルには、自動車雑誌より熱狂的なレビューが寄せられました。
The Motor誌は以下のように書いています。「全体的な外見から、本当のサラブレッドであることがわかる。このクルマは、まさに注目に値する性能を発揮することができるが、その性能がどのように発揮されるのかを知れば、アルヴィスがまた好きになる」
同様に、The AutoCar誌は次のようにコメントしています。「世の中には、自動車、よい自動車およびスーパーな自動車がある。アルヴィスは、まちがいなく最後のカテゴリーに当てはまる」
| BHP | 170 bhp / 4,400 rpm | 
|---|---|
| 平均速度 | 平均時速110マイル(約177キロ) | 
| 最速ラップ | 時速115マイル(約185.1キロ) | 
| 最高速度 | 時速119マイル(約191.5キロ) | 
| エンジン | 直列6気筒 | 
|---|---|
| 排気量 | 4387 cc | 
| ボアストローク比 | 92/110mm | 
| キャブレター | SUトリプルキャブ | 
| トランスミッション | 4速オール・シンクロメッシュ | 
| トップギア比 | 3.8:1 | 
このクルマは、1937年3月6日に、ディーラーのHanna of Belfastを通じて、アイルランド・ダウン州ハリウッドのハリー・アレン(Harry Allen)氏に納車されました。オリジナルのボディーは、それ以来、バンデン・プラがデザインした、魅力的なツアラー型の車体に交換されており、2010年には新しい4.3リッター・エンジンが搭載されました。


