1928年型スーパーチャージャー・フロントホイール・ドライブ Coachwork by Carbodies

  • 車両番号:12064
  • シャシー番号:7275
  • エンジン番号:7675
1928年型スーパーチャージャー・フロントホイール・ドライブ

1929年1月、Mr. R. Cecil氏(居住地:2 Cadogan Square, London SW1)名義で初めて登録された、この前輪駆動式アルヴィスは、長きにわたる、ほとんど完璧なヒストリーを持ち、オリジナルのボディーとエンジンがそのままのかたちで残されている、例を見ない車となっています。この車には当時とまったく同じ番号が付されており、状態は、1928年にアルヴィスの工場より出荷されたときとほぼ同じとなっています。ボディーは、オリジナルのCarbodies製2ドア、4座席のツアラーで、28台が生産され、そのうちのわずか4台が当時のボディーで残されています。

この車は、Smiths社製のC270型自動サーチライトや大容量の燃料タンク、簡単に取り外しできるフィラーキャップ、Brooklandsの較正タグが付いた超大型のレース用機器といった、当時としては斬新な、ユニークな装備をいくつか備えています。1967年、この車はProfile Publicationsブックレットに掲載されました。

戦争勃発時、この車は英国海軍の士官がオーナーだったと言われていますが、その人物は車を保管したまま戻ってきませんでした。しかし、その後のオーナーは、前のオーナーは英国空軍のパイロットで、終戦の直前に撃墜され、亡くなったと語っています。皮肉なことに、この写真は戦没者記念日に撮られました。この車は、ヘンリー・シーグレーブ(Henry Segrave)所有のサンビームの1台とともに保管され、1960年代半ばに発見されるまで、イースト・ハートフォードシャーの納屋に手つかずのまま置かれていました。そのとき、この車は、現存するなかでもっともオリジナルに近く、完全な状態の1台であると言われました。

きわめて詳細に知られている歴史と、出自の正しさにより、この車は、アンソニー・バンフォード(Anthony Bamford、のちのJCB社会長バンフォード卿)やレース・ドライバーのアラン・デ・カディネット(Alain Decadenet)を含む、何人かの熱心な愛好家によって所有されました。

仕様:1928 FWD S/C by Carbodies
エンジン 直列4気筒
排気量 1481 cc
ボアストローク比 68/102mm
キャブレター ソレックスシングルキャブ+Roots製スーパーチャージャー
変速機 4速
最終減速比 4.77 : 1
最高出力 75bhp/ 3,500 rpm
最高速度 時速85マイル

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